絶対に諦めたくないダイエット!停滞期を乗り切る方法を紹介します!
一大決心で始めたダイエット。
太って醜い体からおさらばしようと開始したものの、様々な困難が付きまといます。
そして、その数ある困難の中でも、もっとも厄介なのが『停滞期』です。
今回は、そんな停滞期を無事に乗り越える方法を紹介していきます。
停滞期で苦しんでいる人は必見ですよ!
Contents
停滞期とは?
停滞期とはダイエット期間中に訪れる、体重が全く減らなくなる現象のことを言います。
詳しくは後述しますが、身体の生命を維持する機能が関係しています。
停滞期が来る原因
なぜ、停滞期が訪れるのでしょうか?
それは、人間の身体機能に隠されていました。
人間の身体には、『ホメオスタシス』と呼ばれる、外部の環境が変化しても体内環境を一定の状態に保つ機能が備わっています。
例えば、発汗によって体温を下げたり、血管の縮小によって体温を維持しようとする作用もホメオスタシスによるものです。
このホメオスタシスの働きは多くの場合、本人を助ける方向に作用しますが、ダイエットをする上ではとても厄介な存在となります。
なぜなら、ホメオスタシスの働きにより脳が現在の状況を飢餓状態と認識してしまうと、代謝を落としてカロリーを消費しない省エネモードに切り替えてしまうからです。
ホメオスタシスは、何万年もの昔、生きるだけでも精一杯だった人類が遺伝子に残した結晶とも言える機能でしょう。
停滞期はいつ来るの?
停滞期が訪れるタイミングは、人によって違うため一概には言えません。
ただ、目安は存在していて、体重が概ね5%減少した時と言われています。
停滞期は約2週間~1か月ほど続くと言われていますが、こちらも個人差があって一概には言えません。
停滞期を乗り越える方法は?
さて、ここから先は停滞期を乗り越える方法を解説していきます。
食事療法などによって物理的に代謝を上げて停滞期を乗り越える方法と、メンタルをケアしてモチベーションを維持し乗り越える方法を取り上げますので、参考にしてください。
・停滞期が来るのはむしろ正常だと自分に言い聞かせる
上でも書いたとおり、ホメオスタシスは太古の人間が生き抜くため遺伝子に刻み込んできた防衛機能の一つです。
そうであればこそ、停滞期が訪れるのは正常と言えますし、ダイエットが間違った方向に行っていない証拠の一つとなります。
苦しい時は、「自分は正しい方向に進んでいる。」と自らに言い聞かせて、停滞期を乗り越えてください。
・自己肯定感を高める
日常生活において何かを頑張ったり良い行いをした時は、些細なことでも「オレor私エライ!」と心の中で自分を褒めてあげましょう。
例えば、「間食我慢した!オレ偉い!」でもいいですし、「サボらずにウォーキングに行った!私エライ!」でも構いません。
なぜ自分を褒めることが有効かというと、自分を褒める行為を繰り返すたびに、脳が快感物質を放出するようになるからです。
その結果、自己肯定感が高まりダイエットのモチベーションを維持できるマインドに、意識が切り替わっていきます。
日常的にいちいち実行するのが難しい人は、寝る前の5分間だけでもいいので、一日を振り返って自分の良かった部分を褒めてあげてください。
それだけでも十分な効果がありますよ!
付け加えてさらに、『アファメーション』を取り入れてみましょう。
アファメーションも上記の方法と同じく、自己肯定感を高めることを目標としたトレーニングです。
まず朝起きたら鏡に向かって、自分の顔を見ながら、「お前にはできる!お前なら停滞期を乗り越えられる!」と何度も唱えてみてください。
なぜ「オレにはできる!」ではなく「お前にはできる!」なのか。
それは、鏡の中の自分を客観視することによって、他人が自分に語り掛けているという状況を作るためです。
この方法を採用すれば、自己肯定感が飛躍的に高まることでしょう。
「お前ならできる!」だけじゃなく、「お前なら、自分を変えられる!」とか「お前なら、3か月で目標を達成できる!」などポジティブなものであればなんでもかまいません。
自分が最も奮い立てるようなメッセージを毎日30回、鏡の中の自分を見ながら唱えてみてください。
・食べる量を普通の量に戻してみる
一時的に食べる量を普通の量にしてみるのもオススメです。
あえて食事量を増やすことで、ホメオスタシス状態の解除を狙います。
これを数日間、続けてみてください。
「でも、普段の量に戻したらリバウンドしちゃうんじゃないの?」
そんな声が聞こえてきそうですが、心配は無用です。
一時的に体重が増えたとしても、十分なカロリーを摂取し続けたおかげで代謝が活発になっているため、すぐに挽回できます。
・食べる量を一気に増やしてみる
食べる量を一気に増やしてみるという方法も効果的です。
『チートデイ』という言葉をご存じですか?
チートデイとは、一週間のうち一日だけ好きなものを好きなだけ食べましょうという日のことです。
「暴飲暴食となにが違うの?」と言われそうですが、両者はれっきとした違いがあります。
なぜなら、暴飲暴食が無我夢中で食べ物をむさぼるのに対し、チートデイは目標達成のためのメンタルケアとして行う一つのテクニックだからです。
また、カロリーを積極的に摂取するので、代謝の向上も期待できます。
注意点ですが、チートデイで食事をする時は「あんまり食べるとダイエットに悪影響が・・。」などと言って中途半端に食欲を開放することだけはやめてください。
無理にたくさん食べろとは言いませんが、メンタルケアが目的なので、お腹いっぱい好きなものを食べましょう。
ちなみにチートデイを使った方法は、アメリカでは20年以上前からプロのアスリートの間で行われてきました。
日本で定着したのは最近のことですが、実は歴史のあるダイエットテクニックなのです。
・痩せた時にしたいことを思い浮かべる
停滞期が辛い時は、ダイエットが終了した時にしたいことを思い浮かべましょう。
オシャレでもいいし、好きな人に思いを伝える場面を想像するのもいいですね。
自分へのご褒美として、なにか高級なものを買おうと考えるのもモチベーションアップに効果的です。
・ダイエット仲間をつくる
一緒に苦難を乗り越えてくれる仲間を作りましょう。
一人だと辛く苦しい停滞期でも、相方がいれば励まし合いながら乗り越えることができるはず。
同じ目標に向かって進んでくれる仲間は、とても心強いものです。
・体重を気にし過ぎない
体重が減らなくなる停滞期ほど、体重計に乗るのが嫌になる時はありません。
体重を計っても減ってないのが目に見えているので、精神的に追い込まれるのが関の山です。
そんな時はわざと体重計を自分から遠ざけましょう。
一時的に体重を計るのをやめて、精神的なケアをする方向に舵を切ることも停滞期を乗り切る有効な方法と言えます。
・プロに相談する
プロのインストラクターやパーソナルトレーナーにお願いするのも、一つの有力な手段です。
お金はかかってしまいますが、なんと言っても彼らは体作りのエキスパート。
あなたの体質に合った停滞期を乗り切るためのアドバイスと、トレーニング方法を指導してくれます。
・リバウンドを防ぐために
さて、まとめに入る前にリバウンドについて少し解説します。
なぜかというと、いくつもの停滞期を潜り抜けダイエットが無事に成功を納めたとしても、リバウンドをしてしまってはなんの意味もないからです。
・筋トレの継続
知ってのとおり、脂肪が落ちる際には少なからず筋肉も一緒に落ちてしまいます。
ダイエットの仕方にもよりますが、終了時は筋肉が衰えている場合が多々あるのです。
代謝が下がっている以上、リバウンドの可能性は否定できません。
少しだけでもいいので、日々の暮らしに筋トレをプラスしてください。
・食べる順序に注意する
ダイエットが終わったからといって、今までのように食べていては一瞬で元の体型に戻ってしまいます。
食べる量はもちろんのこと、主食やおかずを食べる順序にも気を遣ってください。
なぜなら、食べる順によって血糖値の上がり方が異なるからです。
血糖値が高い状態では、栄養がどんどん体に取り込まれてしまいます。
食べる順序は、最初に野菜などの血糖値が上がりにくい食品を、その後にご飯やパンなど血糖値が上がりやすい食品を食べるようにして下さい。
まとめ
停滞期を乗り越える方法を中心として、その原因や期間について解説してきました。
色々な方法やテクニックを列挙しましたが、最も大切なことは、落ち込まず諦めずダイエットを続ける『鉄の意志』だと言えます。
ダイエットは根性論、精神論の辛い世界です。
その一方で、努力した人間には必ずご褒美が待っています。
『停滞期は必ず終わる。』
そう信じて辛い時期を乗り越え、ダイエットを絶対に成功させましょう!
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